１０月末のある夜、つばき支援のお客様がなにか困った様子で事業所を訪れた。
デイサービスの平野さんがお話しをうかがうと、「息子がカバンを電車に忘れて、『今日中にお金が要る。取りに行くから何とか工面して』と電話があった。でもATMがもう閉まっている。どうしよう」とのこと。

これは“オレオレ詐欺”だと直感しすぐに１１０番通報、帰りたがるご本人を何とか引きとめた。
駆けつけた警察官に「これは詐欺ですよ」と言われ、ご本人は初めて我に返ったとのこと。

この事件で、１１月２７日、警視庁犯罪抑止対策本部より、個人として平野美津江さんが、「ゆいま～るつばき」の代表として支援の水澤さんが感謝状を贈呈されました。

日頃からこのような詐欺手口に関心を持ち、迅速適切な行動ができたことが被害防止につながりましたが、なにより、いつもお客様のお話しを親身に受け止め、気持ちに寄り添っていく姿勢が、今回の結果につながったのだと思います。
お疲れ様でした。

警視庁犯罪抑止対策本部長　山下副総監から贈呈されました