【安全衛生委員会】職場と喫煙

衛生管理者 鈴木克重

今年一回目の衛生委員会では、テーマ「健康づくり」の一環として「職場と喫煙」について話し合いました。

全国の喫煙率は少しずつ減少しており、背景となっているのは健康志向、喫煙をめぐる規制や値上げなどとされています。
ここ数年やや足踏み状態で、現在男性3割弱、女性1割弱だそうです。(JTのサイトより)

職場と喫煙ということで問題視されるのは、第一に「受動喫煙」です。
当社事業所で、オフィス内で喫煙しているところはなく、完全に分煙しているものと思いますがいかがでしょうか。
厚労省では平成27年より、事業者に「労働者の受動喫煙を防止するための適切な措置を取ること」を努力義務として課しています。

次に、臭いの問題です。
タバコの臭いは口臭だけでなく服や髪などにもつきます。
福祉用具とデイサービスでは社用車がありますが、もちろん全車禁煙ですよね。

さらに、喫煙者の一服休憩が非喫煙者にもたらす不公平感の問題、火災のリスク、喫煙スペースの維持管理の手間など様々な問題はありますが、就業中全面禁煙(喫煙所撤去)については、「時期尚早。思わぬ場所で喫煙されるより、所定の場所を設けた方がよい」というのが現在の委員会の総意です。

もちろん私は、皆さんが楽しく健康的に仕事を続けていっていただくために、一人でも多く脱喫煙者が増えることを望む立場です。

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