【安全衛生委員会】「だろう運転」は危険な賭け

衛生管理者 鈴木克重

8月の衛生委員会は「自転車の安全運転」がテーマでした。
今回は、自転車に関連する直近の受傷事故の実例をいくつか取り上げ、そこから学ぶべきことを話し合いました。

写真は昨秋に起きた事故の現場です。車一台やっと通れるくらいの道幅の、極めて見通しの悪い交差点で、相手の自転車と出合い頭に衝突、ヘルパーさんはすねと肋骨を骨折し、治療とリハビリで半年近く入院しました。

交差点入口の路面に「自転車ストップマーク」が見えますが、交差している側の入り口にも同じペイントがあります。
事故は、どちらかがマークの指示通り一時停止していれば回避できました。
しかし私たち自身、通い慣れた道での「だろう運転」は身に覚えがあるはずです。

「たまたま運よく事故にあっていないだけ」の危険な賭けを続ける毎日。
いましめなければ明日は我が身です。

自転車事故現場

交差する路地の状況が全く見えない事故現場(千住曙町)

 

お知らせ一覧へ戻る