9月の定期研修は、『理念』、『個人の尊厳』、『倫理及び法令順守の理解』、『プライバシーの保護と個人情報の保護』の研修を行いました。
「理念」と「個人の尊厳」に関しては、専務より丁寧に説明して頂きました。
介護とはどういうことなのか、職業人としての自覚・心構えをしっかりと理解し、すべての国民は個人として尊重され、生命・自由・幸福追求の権利が尊重されることの大切さを確認しました。
「倫理及び法令順守の理解」と「プライバシーの保護と個人情報の保護」では、些細な事でも「法令を守る」という倫理観の重要性と、利用者さんや自分自身の個人情報やプライバシーを守り、お互いの信頼関係を築くことの大切さを再確認しました。
ヘルパーさんの感想です。
■ 自分の発した何気ない言葉一つが、ご利用者様の尊厳を傷つけたり、侵害しているかもしれないと考えさせられた。
■ 自分ではわかってると思っていても、実際はできていないことも多いと思った。今回学んだことで、改める点などを振り返り、意識を高めて仕事をしていきたいと思いました。
■ ヘルパーの仕事をしていなければ、人の尊厳について考えることもなかったと思う。
■ 過ぎた介助、親切心からの余分なサービス、記録の後回し、その他交通ルールを守らないなど、自分でもやってしまっているとうなずけてしまった。
■ 聞かれると自分の個人情報を話してしまうことがあるので、気をつけていきたい。
■ 知らず知らずのうちに手を貸してしまうことが多くなり、自立支援になっていないと感じたので、気をつけなければと思った。
■ 法律も変わってくるので、情報を整理して仕事に取り組むことが大切だと思った。
■ 毎年行っているテーマ。身についてきたと感じている。
今回の研修では、一人ひとりがさまざまな気づきや振り返りができたと思います。
感じたことを今後につなげ、質の良いサービスを提供していきましょう。