ゆいま~るだより1月号を見て、管理責任者の交代に驚かれた方がたくさんいらっしゃったと思います。
12月1日付の異動で皆様にはきちんとご挨拶できずにいました。
11月まで介護支援専門員として、ゆいま~るつばさで働いていました。
ゆいま~るつばさの前はゆいま~るつばきで、その前は本社の支援にいました。
介護支援専門員になる前は本社でヘルパーをしていました。
その頃一緒に働いていたヘルパーさんも何人かいらっしゃると思います。
ある時、いろいろ教えてくれた先輩ヘルパーさんから、病気で要介護状態になったので、担当ケアマネジャーになって欲しいと入院先の病院から電話がありました。
新米ヘルパーだった私を指導してくれた恩を返さなくてはと、入院先の病院を訪問しました。
バリバリ働いていた頃とは違っていましたが、笑顔で迎えてくれ、担当となり、数年後、ご逝去されました。
息子様が地方から東京にいらっしゃるまで、町屋斎場で泣いていたことを思い出します。
他にも、ヘルパーの頃の思い出が、次々によみがえります。
新しい利用者様宅を訪問する時のドキドキ感。
サ責に同行してもらいサービスを行う時に、見られている緊張から、いつもならスムーズにできる介護が上手くできずに反省した事。
玄関を開けると、ゴキブリとネズミの死骸でキャー!
ネズミの死骸は先輩ヘルパーさんが処理してくれました。
たくさんの先輩ヘルパーさんとサ責の指導で、どうにかヘルパーを続けることができたように思います。
5分前には利用者様宅に着くようにしていましたが、時間に正確(うるさい?)な方は、サービス時間ぴったりに訪問しないと、「貴方のせいで私の時間が無くなった」と怒鳴られました。
それからは、玄関前で時計を見て、玄関チャイムを押すようにしました。
その人の価値観がどこにあるかは人それぞれなので、その人にあわせるようにしました。
言葉のきつい利用者様だと言われて訪問した時は、この言葉はこの人の本心ではなく病気が言わせているんだからと思うと気にはならなくなりサービス提供できました。
「ヘルパーさん来てくれてありがとう」と言われたことはありますが、私は「利用してくださりありがとうございます」の気持ちでした。
ゆいま~るだよりは、ヘルパー、介護職員としてコメントを載せたことはありますが、ヘルパーさんとヘルパーステーションのかけはしであるゆいま~るだよりの表紙のコメントを考えると、身がひきしまる気持ちになります。
訪問介護に戻ってきて、ヘルパーさんが、利用者様の立場にたった思いやりのあるサービスを提供していると実感しました。
「目配り・気配り・心配り」の精神が生きていると感じました。
異常気象の中、訪問してくださっているヘルパーさん、本当にありがとうございます。
貴方の笑顔を待っている人がいます。
ご自分の健康にも注意してくださいね。