新年度に寄せて

代表取締役 渋谷洋子

各地から桜の便りの聞こえてくる今日この頃、しのぎやすい季節となってまいりました。

新しい年度が始まりましたが、訪問介護業界には春の嵐が吹き荒れています。
今年はご承知の通り、医療・介護・障害の報酬が同時改定されました。
ほとんどのサービスの基本報酬はプラスとなりましたが、訪問介護、夜間対応型訪問介護、定期巡回・随時対応サービスと予防訪問介護の4サービスは引き下げられました。

厚労省は訪問介護については処遇改善加算の改定で高い加算率としているためと説明しておりますが、処遇改善加算は会社を素通りしていくもので、報酬そのものが改訂されなければ、人材不足の中で事業所の運営はますます厳しくなります。
単価の高い身体介護しか受けないという事業所もある中で、当社のような地域密着の事業所は、来た依頼は断らないという姿勢でサービスを提供しています。

東京都が来年度独自の人材確保策を打ち出し大規模な予算案を計上したとのこと、大いに期待したいと思います。
“ゆいま~るなら安心”とお客様に選んでいただけるように、より良いサービスの提供を目指してまいります。
今年度もよろしくお願いいたします。

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