新年度を迎えて

代表取締役 渋谷洋子


暑さ寒さも彼岸までという言葉のとおり、過ごしやすい季節になってまいりました。
                                       
今年は桜の開花が例年より早く、上野公園も3年ぶりに桜の木の下での宴会が一部解除され、沢山の人出が予想されています。
皆さんはどんな計画を立てていますか? 
遠出しなくても千住にもお花見スポットがあります。
柳原の疎開道路の桜並木や千草公園、大川町公園など、街中にも桜の大木があって通り抜けるだけでも気持ちが華やいできます。

ヘルパーさん達の雇用契約が終了し、4月就労分から新賃金体制がスタートします。
ゆいま~るともやいはより上質なサービスを提供し、地域のお客様に満足していただける事業所を目指してまいります。

2000年にスタートした介護保険制度も今年で23年目を迎えます。
制度について、もう一度皆さんと考えてみたいと思います。
当初の目的である少子高齢社会を見据えて、必要となる介護を社会全体で担っていこうという介護の社会化を目指したものでしたが、急速な高齢化と少子化で、制度そのものをいかに継続させていくかという危機感を感じています。
保険料の負担額も増え続けています。
介護保険制度では、保険料の他にサービスを利用した際にはかかった費用の原則一割を自己負担しますが、一定以上の所得のある利用者は負担を2割に、また1昨年からは更に所得の多い人は3割になりました。
この対象者を更に広げようという議論が進められています。
負担が増えるとサービスの使い控えが起こり、その結果本人の状態が悪化したり、家族負担が増えることも予想されます。
これは介護保険制度当初の目的と逆行した現象です。

制度の安定と定着したサービスを提供できるよう声を上げていきたいと思っています。
共に考え、行動していきましょう。

団塊の世代が全て75歳以上になる2025年には、介護職員が55万人必要になるといわれており、一人でも多くの介護職員を募集しています。
知り合いで介護の仕事をしてみたいという人がいましたらご紹介ください。
不安な方には丁寧にご指導いたします。

通所及び訪問介護サービス中のマスク取り扱いについて

新型コロナ対策としてマスクの着用が義務づけられていましたが、政府は3月13日から、屋内外を問わず個人の判断にゆだねる方針を決定しました。
当社の方針としては、しばらくの間サービス中のマスクの着用を継続してお願いいたします。

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