10月の定期研修は、『理念』・『個人の尊厳』と、『倫理及び法令順守の理解』、『プライバシーの保護と個人情報の保護』の研修を行いました。
『理念』では、「介護とはどういうものなのか」と、「職業人としての自覚・心構え」をしっかり理解し、『個人の尊厳』では、「すべての国民は個人として尊重され生命・自由・幸福追求の権利が尊重される」ということの大切さを確認しました。
「法令を守る」という一人ひとりの当り前の「倫理観」が、事業所全体の「倫理観」につながります。
また、『プライバシーの保護と個人情報の保護』では、様々な事例を具体的に紹介しました。
ヘルパーさん達が自身で気を付けている事として、
①どんなに些細な事と思っても、利用者さんの個人情報や、自分自身や他のヘルパーの個人情報を口外しない。
②報告書やメモをしっかり管理する。利用者宅に忘れ物をしない。
③利用者さんとは適切な距離を保つようにする。
等が挙げられていました。
感想として、自分自身がきちんと理念に沿ったサービスが出来ているかを振り返ってみた時に、利用者さんを尊重する気持ちを大切に、その人に合ったサービスを提供できるように、訪問介護員としての責任の重さを再確認しましたとの声が多数ありました。