医療オープン講座 『医療と介護の連携について・第2弾』を終えて

ゆいま~る葛飾 宮﨑芳江

 

今年度第2回目の医療オープン講座は、1回目と同様多くの職種の方に参加していただきました。
講師はおなじみ佐々木先生のほか、今回は「いずみ訪問看護ステーション本木」より看護師の清水さかえ氏をお招きし、訪問看護師さん側からの現場での経験談についてお話しをしていただきました。

訪問看護は、看護師が居宅を訪問し、医師の指示や連携により療養上の世話、または診療の補助を行う事で、介護保険や医療保険で入っています。
末期がん、特定の難病、人工呼吸器、重度の褥瘡などの場合は医療保険で入るとのことです。

現場の声として、事例1「慢性疾患で入退院を繰り返す」、事例2「在宅での看取り支援」の話しをしていただきました。
訪問看護とは、病気だけではなくその人の生活を支えるという視点をもち介入することで、病状の変化に早目に気づき、先の事を考えて支援をすることができると話されていました。

この講義の中で、何度も「多職種との連携」という言葉があがりました。
訪問看護師さんだけでは対応できなかったこともある中、ヘルパーさんやケアマネさん、デイサービス、その他の方々の協力があり、家族のサポートの支えになってもらったことも多くあるとのことでした。
訪問看護に医療とのパイプ役になってもらい、それぞれの職種で連携しあい、利用者さんにとってその人らしい生活ができるよう、これからも協力しあっていきたいと思います。  

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