平成29年度 医療オープン講座を終えて

医療オープン講座実行委員 大島久実子

(医)悠翔会との提携による医療オープン講座は7年目を迎え、今年は「認知症」をテーマに、7月は「健康6ヶ条」、11月は「薬物療法」を取り上げ、たくさんの方々にご参加いただきました。

厚生労働省は2015年1月、「認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者にやさしい地域づくりに向けて~(新オレンジプラン)」を発表しました。
この戦略の中では、認知症を患う人の数が2025年には700万人を超えるとの推計値が発表されています。
これは65歳以上の高齢者のうち5人に1人が認知症になる計算になります。

また、「日常生活を送る上で介護が必要になった場合、何処で介護を受けたいか」について男性4割、女性3割が「自宅」と回答しました(内閣府平成29年版高齢社会白書より)。
このことからも、今後自宅で介護保険を利用し生活していく認知症のお客様が増えることと思います。
私たちが必要とされる場面も多くなっていく中で、専門性を身につけサービスを行っていくことが求められてきています。

来年も、皆さまに多くを発信していける講座を開催していきたいと思っています。 

司会を務めた大島さん

 

お知らせ一覧へ戻る