7月の定期研修のテーマは『認知症』でした。
今回は、『健康6か条からみえてくる認知症』と題した「医療オープン講座」にヘルパーさんと一緒に参加させて頂き、ウエルシア介護サービスの小原道子薬剤師と悠翔会の佐々木淳先生のお話しを聞きました。
いまや、65歳以上の3人に1人が認知症とその予備軍と言われています。
しかし、認知症は予防も可能ですし、早めに適切な対応を行えば進行を緩やかにすることができます。
薬剤師さんからは、それぞれの症状に合ったお薬の説明があり、その人に会った薬を服用する事が大事とのお話がありました。
佐々木先生からは、平均寿命では無く健康寿命を延ばす為には、「高齢者のための健康6か条」が大切とのお話しがあり、「薬は5種以内に」、「塩分制限などより、まず食べることが大切」、「人や社会とのつながりを持ち続けることが重要」などのお話しがありました。
参加したヘルパーさん達からは、「佐々木先生と薬剤師さんのお話は分かりやすく、とても勉強になりました。老後はあまり心配しないで、皆と楽しく生活していきたい」、「健康6か条をいつも思い浮かべ、自分の身体は自分で管理できるようにしていきたい」、「時間の経つのが早く、認知症について先生のお話をもっと聞きたかった」などの感想がありました。
『健康寿命を延ばしたい高齢者のための健康6か条』とは…
①薬を(たくさん)飲まない
②入院しない
③たんぱく質をしっかり
④カラダを動かす
⑤しゃべる・食べる・歯を磨く
⑥社会の中に居場所を