総合事業に向けての準備

代表取締役 渋谷洋子

梅雨入りはしたけれど、空梅雨の様相を呈している毎日が続いております。
訪問の仕事にとってはありがたいことですね。

昨年から始まった総合事業は、介護保険認定で「要支援1」「要支援2」に認定された方、基本チェックリストによりサービス事業対象者(生活機能の低下が見られ、要支援状態となる恐れがある高齢者)と認定された方が対象となります。
利用者の数は確実に増えており、来年4月からは、総合事業に完全移行することになっております。
総合事業では市区町村が単価を設定して運営することになりますから、近隣の区でもサービス単価が違ってきます。
そのため、事業者によっては単価が低ければ総合事業は行わないというところも出てきています。

当社としては、地域密着の事業所としてお客様に必要とされるサービスを積極的に提供できるよう準備を進めています。

訪問型サービス 
① 訪問介護 … 現行の訪問介護相当
② 訪問型サービスA … 緩和した基準によるサービス
③ 訪問型サービスB … 住民主体による支援
④ 訪問型サービスC … 短期集中予防サービス
⑤ 訪問型サービスD … 移動支援

通所型サービス
① 通所介護 … 現行の通所介護相当
② 通所型サービスA … 緩和した基準によるサービス
③ 通所型サービスB … 住民主体によるサービス
④ 通所型サービスC … 短期集中予防サービス

その他の生活支援サービス
① 栄養改善を目的とした配食
② 住民ボランティア等が行う見守り
③ 訪問型サービス、通所型サービスに準ずる自立支援に資する生活支援(訪問型サービス・通所型サービスの一体的提供等)

上記は国によって示された一例で、市区町村では地域の実情に合わせてサービス内容を検討するとあります。
皆様からのアイデアを募っていますが、介護予防事業として一昨年まで実施してきたらくらく教室を修了した元気高齢者のボランテイア登録、社会参加を希望される地域住民の方への介護教室の実施、オレンジリング講習会、リタイアされたヘルパーさんの活躍の場を提供したいと考えています。

当社の理念「住みなれた町で生き抜くための援助を提供する」ことにより、地域でなくてはならない事業所を目指してまいります。

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