1月29日に筆記テストが行われた介護福祉士の国家試験、発表を心待ちにされている方もおられると思います。
試験の傾向について、昨年度までは実務経験3年以上で、身体介護の従事時間が540時間以上あれば受験することができましたが、28年度からは実務経験3年以上プラス実務者研修の受講修了が新しく義務付けられました。
無資格者は450時間
2級資格者・初任者研修修了者は320時間
1級修了者は95時間
の研修を受ける必要があります。
そのため受験者数が昨年度の半数以下という受験者激減という結果になりました。
変更の目的は、介護福祉士には現場の経験だけでは身につきにくい体系的な知識や技術を学んでもらいたい、介護の高い専門性を有し、専門職として資質や地位の向上の底上げを図ることを目的にしています。
有資格者はもちろん、これからチャレンジする人もより高い専門性を目指して、理念にもあるように、いつでも・どこでも・誰にでも、より上質なサービスを提供できるように職務について研鑽を積みましょう。