秋冬の時期、車椅子のヒヤリハット

ゆいま~る物流センター 大高智徳

朝夕少しずつに過ごしやすい日が増えてきて、そろそろ衣類も秋冬物を意識する時期になってきました。

車椅子介助を行う皆さんに注意をしていただきたいことは、この時期から多くなる車椅子への衣類の巻き込み事故です。
外出時、ご利用者様も厚着になり、マフラー等をして外出されることがあると思います。
マフラーが車椅子の外に出ていると、車輪に巻き込む事故になりかねません。
特に車輪が大きく、ハンドリムが装着されている自走式車椅子は、ご利用者の方の身体に車輪が近いため注意が必要です。
介助式でも同じような危険は伴いますので、同様に注意をしてください。


この状態で押すと巻き込みが発生することがあります

また、膝かけを使用されているご利用者様は、後ろから車いすを押す介助者から足元が見えにくいため、フットレストから足が落ちていることに気がつかないことがあります。
フットレストから足が落ちている状態で車いすを押すと、車いすからの転落、足の巻き込みなどのおそれがあり危険です。


フットレストに足が乗っていることを確認しましょう。

秋冬の時期、車椅子の外出介助には十分気を付けて頂きたいと思います。

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